初恋の彼方へ

三股1号の時代と彼のエピソード

彼は中学の時からずっとakikoが好きだった
彼にとってakikoは永遠に手に入らない憧れの女性だった

高校を中退して業界で働き始めた
akikoとは友達として連絡を取り続けた
男と別れたと聞く度に期待したけど
akikoが自分を全く愛してないことは知っていた

大学に入るとakikoは人が変わった
全く笑わなくなった
厭世的で言動が投げ遣りになった
言い寄って来た男は付き合って直ぐに切り捨てた
男を攻撃することで満たされない心のバランスを保った
彼はそんなakikoを見守りながら自分が必要とされる日を待った

akikoは商社マンと主従関係を結んで性奴隷になった
会う度に外でちんぽをしゃぶって口に出された精液を飲んだ
手マンはその気にさせるだけで最後までやってくれない
ご主人様にちんぽを嵌めてもらえない代わりに
不特定多数の男性とセックスをするようになった

貧乳のカラダを貪る男と一緒に居ると心が落ち着いた
自分のまんこを性欲の捌け口にしてもらう日々が続いた
セックス以外の目的で近寄って来る男は居なかった
男を憎みながら直ぐにやれる都合のいい女を続けた

akikoは堕ちて行く快感から逃れられなくなった
大嫌いな自分に罰を与える為に大嫌いな男に股を開いた
自虐、快感、孤独、罪悪、嫌悪、永遠の閉殻、無限の繰り返し
自分を棄てた男たちに堕落した自分を見て欲しかった
ボロボロのゴミ屑になった自分を拾い上げて欲しかった

仕方がないから俺がもらってやるよ…
そんなプロポーズに憧れた、愛は要らない、同情でいい
誰にも相手にされなくなった自分をどこかの誰かに貰って欲しかった

或る日、男に声を掛けられてホテルに着いて行った
風邪気味で体調が良くなかった
途中でドラッグストアに寄って風邪薬を買ってもらった
セックスが終わって男がシャワーを浴びてる間に薬を飲んだ

全部飲んだらもっと楽になるかもしれない…
akikoの中の悪魔が囁いた
死ぬかもしれないと思いながら全部を飲んでしまった
男がシャワーから出て来た頃には意識が朦朧としてた

最初の1錠を飲んだ時は裸だった
残り全てを飲んでからマン汁で汚れたパンティーを穿いて服を着た
投身自殺の前に履物を揃える様に、akikoは終焉の身支度を整えた

病院に緊急搬送された経緯は覚えて居ない
男は救急車を呼んでくれたけど、病院には着いて来なかった

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彼はそんな話を聴きながら泣いてくれた
これからは俺がお前を守る、そう言って抱き締めてくれた

彼と付き合うきっかけは彼の誤解だった
デートをOKしたらお付き合いまでOKと勘違いされた
かわいそうだからそのまま付き合ってあげることにした
これが運命なんだと自分に言い聞かせた
中学の時から自分を愛し続けた男と結ばれる
愛を拒絶して会いたくないと伝えても彼は待っていた
これからもずっと私を見守り支え続けてくれるだろう
其れが私の人生、私を救ってくれた人と幸せな人生を送ろう…

彼には彼女が居た
彼も彼女もakikoの中学時代の同級生だった
当時はみんなで遊ぶことも在った
彼女は振られても直ぐに諦めなかった
彼の愛を独占したい想いと彼女に対する同情が交錯した
デートの間に電話が掛かって来て彼がなかなか電話を切らない
怒ったakikoが店を飛び出して帰ってしまう
そんなことが何度か続いた

彼にはスカ◯ロの趣味が在って、彼女のおしっ◯を飲んでいた
そんなことを彼は平気でakikoに話した
自分の全てを受け入れてくれると信じていた
中学の友達が彼におしっ◯を飲ませる姿がリアルに思い浮かんだ

もう聞きたくない!
彼の話が耐えられなくて我慢の限界を超えた時は
残念ながら全てを聴き終わった後だった
彼はびっくりしていた
akikoの中には嫉妬の苦しみが残り続けた
当時のsolarがそうで在った様に
当時のakikoは嫉妬を快感に変える術を持ち合わせていなかった
彼はイケメンで業界人だったのでよくモテた
akikoは彼が美女とプリクラを撮って持ち歩くことさえ許せなかった

或る時、彼に中学の同窓会に誘われた
同窓会にはずっと行ってなかった
元カノを含めて、みんな自分たちが付き合ってることを知っていた
彼と初エッチした高級ホテルを格安で融通したホテルマンも来る
行きたく無かったけど彼はしつこかった
彼だけ同窓会に行かせて元カノと仲良くされるのは嫌だった
仕方なく一緒に行くことにした

当日は一緒に同窓会に行って終わったら彼の部屋に戻る約束だった
彼は実家住まいだった、実家には両親と妹も居る
私が早く帰るのを知ってて彼が元カノと二次会に行くことは無いと思ってた

元カノは相変わらずかわいい人だった
向こうから話し掛けてくれた
久しぶりの再会を喜んでくれた
さすがに彼を引き摺ってる様子はなかった
無難に昔話をしながら彼には触れず何も気にしてないふりをした

ホテルマンには部屋のお礼を言った
私を落とす為に彼が誕生日に準備した夜景が綺麗な特別室
ベッドでフェラチオをしてあげたら彼は夢のようだと感激した
手マンが気持ち良くて腰を動かしたらakikoはエッチだねと言った
彼は私がセックスに積極的で最初から中逝きしたことを話したかもしれない
クラスの人気者だった私と彼のセックスを同級生は色々と訊いたかもしれない

同窓会が終わるとakikoは直ぐに彼の部屋に帰った
帰り際、彼に二次会に誘われたけど断った
私は先に帰ってる、折角だから楽しんで来て!
もちろん本心ではなかった、二次会に行くメンバーの中に元カノが居た
彼の部屋で彼の帰りを待ち続けた
何度も電話を掛けて何度もメールをしたけど返事がなかった
今どこで何をしてるの? どうして返事が出来ないの?
数分置きにメッセージを残したらあっという間に留守電の制限を超えた
彼から聞かされた2人のセックスのイメージが頭から離れなかった

会場で彼と一緒に居る時に、トイレに行く元カノと目が合った
おしっ◯に行く時は彼に許可を取っていた女
彼に頼まれておしっ◯を飲ませていた女
おしっ◯を拭くことが許されず下着を汚してた女
彼はおしっ◯で濡れた彼女のまんこを舐めるのが好きだった
私は彼に其れをさせてない、同じことは絶対にしたくなかった

彼女は私を見て笑った
akikoも彼に頼まれてるでしょ? あれ困るよね…
そう言ってるように見えた、それ以外に考えられなかった

日にちが変わって彼が帰って来た
akikoは裸足で部屋を飛び出してマンションの端まで走って行き
塀を乗り越えて7Fの廊下から地面に飛び降りようとした…

もう生きていたくない!
死なせて!
泣きながら叫び続けた

彼に引き摺り下ろされて羽交締めにされて廊下に押さえ付けられた
身動きが取れなくなって漸く正気が戻った

私を放って置かないで!
私を独りにしないで!
私にはあなたしか居ないの…

部屋に連れ戻されて直ぐにセックスをした
もちろん彼の身体には元カノとセックスをした痕跡は無かった
彼はいつもの様にベッドの上でakikoを裸にして
口を塞いで喘ぎ声が漏れないようにしてから犯すようにakikoを抱いた

彼は負のスパイラルからakikoを救い出した
過酷な家庭環境で育ったakikoに家族の温もりを教えた
akikoは彼に支えられて人生を立て直した

大学卒業と共にモラトリアムが終わった
仕事が忙しくて遊ぶ暇が無いという単純で劇的な生活環境の変化は
結果的にakikoの心に安定をもたらした
自分の心に向き合わず仕事に追われる日々が続いた

akikoはもはや彼を必要としなかった
俺のこと好き?と訊かれて好きだよと答えた
この先もずっと一緒に居てくれる?と訊かれて黙ってしまった
彼は泣いたけどakikoは慰めなかった

社会人2年目の春に転職した
新しい勤め先でakikoは恋に堕ちた…

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5 Comments

shampoo  

彼=solarさんかと思って読み進めたけど、違ってたような。。。

2019/02/15 (Fri) 00:01 | EDIT | REPLY |   

solar  

To shampooさん

solarが登場するのは此処から数年後です

三股1号 同級生
三股2号 同僚
三股3号 solarです…(笑)

2019/02/15 (Fri) 01:08 | EDIT | REPLY |   

shampoo  

akikoさんはsolarさんにそんな過去からの出来事を全て話ししてるんですね。akikoさんはsolarさんに全てを受け止めて支え続けてくれる不朽の愛を感じているんだろうなあ♪

2019/02/16 (Sat) 07:53 | EDIT | REPLY |   

solar  

To shampooさん

solarが全てを知りたがるのも在りますが、
akikoはsolarを嫉妬させるのが好きなのです… ^^;

2019/02/16 (Sat) 16:00 | EDIT | REPLY |   

shampoo  

なるほど~ そっちですか~!

2019/02/21 (Thu) 08:27 | EDIT | REPLY |   

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